おもしれー女

ホラー映画にうってつけの季節がそろそろやってくる。(このブログを書いたのは夏の訪れを感じる季節でした。)皆さんはホラー映画はお好きだろうか。ホラー映画愛好家は近年かなり表に出てきているような気がしているが、実際に周りに「うちホラー映画ムッチャ好きだしwww今度一緒に観ようよ」と言ってくる奴がいるなら(実際は陰キャなのでそういった事は絶対に起こり得ない)、私はかなりドン引きしながら「お、おう…」と苦笑いを浮かべてしまうかもしれない。なぜかというと

 

私は 大の ホラー映画嫌いだからである。

 

ホラー映画とは悪趣味であり最悪の映画ジャンルであると私は長年主張してきた。特にスプラッター映画だ。なんだあれ。SAWを昔チラッと見たときマジで数日眠れなくなりそうになった。なんだあれ。それから私の中でホラー映画というのはこの世の全ての悪趣味を煮詰めたものだという認識だったのだが…

 

私は出会ってしまった。ある「少女」に。そう、イザベル・ファーマン演じるエスターだ。

 

ある日いきなり母親にエスターを観ようと誘われたのだが、前述の通り私はホラー映画が嫌いなので、「この悪魔」「近寄るな!」「やはりお前には悪魔が憑いている!」と母へ投げかけ、最後まで視聴しないという意志を貫いた。しかし、その抵抗も虚しく(一週間分の交通費を提示され)エスターを観る事になった。

 

インターネッツによるとエスターはサイコスリラーなので大丈夫だと思ったのだが…

 

 

バーーーーーーーーーーーーーーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!普通に怖えじゃねーーーーーーーーーーーーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!なんだあの女!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

恐ろしいわ なんだあいつ!!!エスターをマジで孤児の女の子だと思って観ているので普通に最初はエスターは影があるけど美しい少女だな、やら思ってたのにエスターの様子がおかしくなってくるにつれて「怖えよ怖えよ…」「ああ恐ろしい」「うわーーーーーーっ!!!!!!!」となってくるのだ。いやマジで見てない人観て私と一緒に「ああああ!!」と叫ぼうぜ エスターってメチャクチャ手に汗握りながら観るしカロリーを使うのでもしかするとダイエットかもしれない。見た目は子供、頭脳は大人の真髄はエスターなのではないだろうか。工藤君には申し訳ないが。

 

このブログも最初はネタバレありきにしようと思ったのだが(いや何年前の映画?)このブログを読んでくれたフォロワーがまだ観てなかったらと思うとどうしてもぼかして書きたくなったのである。

 

しかし、観た後私はどうしてもエスターという少女に対し同情せずにいられなくなってしまった。何故か。それはエスターを観て結末を知った後に分かるだろう。

 

最後に。私はエスターを観た後にお風呂に入れたのでワンチャンいけるかもしれない。結局は話の面白さなのかもしれない。