この木なんの木 嘆きの木

この中身がスカスカなピーマンのようなブログも3日目になった。(ピーマンは美味しい。)3日も飽きずに書けるとは思わなかった。という事で今日は ようやくテーマに縛られないフリーなブログを書こうと思う。そういえば家の前のサントリー?の自販機の飲み物が全滅して3日が経った。はやく補充をしてくれないものだろうか。無性にカルピスが飲みたい。あとボスのクラフトラテは水のように飲めてしまうので割と嫌いではないのだがネットではすこぶる評価が悪くてつい泣いてしまった。飲みたい。頼む。補充をしてくれ。




無駄話が過ぎたが、みなさんは「思い描く自分の理想の姿」というのはあるだろうか。細くて華奢な姿、背が高い、低い…などそういった外見の要素でだ。多分大多数の人が理想を持っているだろう。ちなみに私にもある。それは






身長190cmのムキムキマッチョ(CV.大塚明夫)








私の思い描く理想の姿はこれだ。 皆さんの中にも理想の姿に近づく為に色々頑張っている人もいると思う。ダイエットが必要な人ならダイエットをして絞るなどしたり、筋トレをしたり。はたまた顔を変えたい人は整形したり。だが私の場合はあまりにも理想が高く そもそも身長も160cm。30cmも足りないがもう伸びない。性別の壁のせいで大塚明夫の声も出せない。試しにスネークの名台詞「待たせたな」を口に出してみたがただのちょっと低い気持ち悪い地声といった感じだ。まあハナから目指す事の出来ない姿なのである。(だからこそ「理想の姿」なのだが…)この現実を受け止められず、絶望に打ちひしがれたりもしたが、ある日から私はこんな思い込みをするようになった。それは、生まれた時から私の容姿が「身長190cmのムキムキマッチョで声帯が大塚明夫の人間」だと思い込む事だ。ちなみに何故わたしがCV大塚明夫に拘るのかというと、CV大塚明夫のキャラクターはどれもこれもカッコよくまた強いからである。例えば、お馴染みMGSのスネークは寡黙で渋くてカッコイイ。また強い。Fate/Zeroイスカンダルは豪快かつ器もデカく沢山の臣下に慕われ、所持している宝具は規格外の最高の王だ。こんなの憧れない訳がない。憧れない訳がないのだ。そして仮に私がCV大塚明夫だと仮定すると渋くてカッコイイ声で喋るし大酒飲みだしムキムキマッチョだから力も強いし身長190cmで高い所にも困らない。大口開けて豪快に笑うしどこからどう見ても強いヒューマンなのだ。そりゃあ思い込みもするだろう!? 最高だ。最高の姿だ。こうなりたい。ていうか私はこうだ。



と、まあこのように思い込みを始めてから私の心にも変化が現れてきた。まず1つめ。すこし気持ちが強くなった。前までは仕事でクレームを受けたらいちいちメソメソしていたが、今はもう私は身長190cmのムキムキマッチョの大塚明夫の声帯を持ったヒューマン。何も気にならないのだ。なぜならこのヒューマンはCV大塚明夫だしメッチャ強いからこんな小さい事を気にしないからだ。2つめ。人を羨む事をしなくなった。前までは子持ちの親戚や彼氏持ちのいとこ、また自分が可愛い事で得をして来ました~(笑)みたいな可愛い女に対して羨望を抱いていたが私は身長190cm(以下略)のヒューマンなのでそもそも性別が違う。性別が違うから何も羨ましくないのだ。3つめ。老いを恐れなくなった。すでに渋くてカッコイイヒューマンだから。この思い込みのお陰で精神衛生が非常に良くなった。最高だ!!!!!





理想の姿を追い求める事もいいかと思うが、いっその事思い込んでしまうのも1つの手だ。みんなも強いヒューマンになろう。私も精神のギリギリまではこの思い込みを続けようと思う。






この後 固いビンの蓋を開けられずつい膝から崩れ落ちた。思い込みでどうにもならない事も あるんだなあ ひろを